カテゴリー:青空文庫

  • 大隈 重信:運動

    2018-05-26公開  入力:フクポー, 校正:門田裕志  (3k/8k)  “始球式の投手 我輩は運動が大好きである。好きなばかりでは無い。人間には必要欠くべからざるものであると信ずる。であるから、この間遣って来た米国野球商売人の始球式には、我輩も大いに進んで球を投って遣った次第である、華盛頓の学生といい、リーチ・オール・アメリカンといい、その技倆はとにかく、実に立派な体格を有しておった。それと並んでみると日本人は実に小さい。身体は小さくとも仕方は無いが、その弱々しい有様は如…”…
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  • 大隈 重信:政治趣味の涵養

    2018-05-26公開  入力:フクポー, 校正:門田裕志  (7k/18k)  “〔政治ほど面倒なものはない〕 人生百般の事の中、およそ政治ほど面倒なものはない。恐らく人間の仕事のあらゆる仕事の中にて、政治は最も困難なる事業の一つであろうと思う。全体、政治の術……予は学問とは言わぬ、術というが、政治の術はすべて国民の政治的心理の上に、人の心の上に働く術である。術にはいろいろあるが、この術の中で最も困難なる術の一つであると思う。これを平易に説明すると、たまたま何か功を為すことがある…”…
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  • 三好 達治:憩ひ

    2018-05-25公開  入力:kompass, 校正:大久保 知美  (1k/3k)  “ふつくらとした雪の面の 疎林の影の美しさ ここに私は彳ちどまる 聖なる正午 この丘のほとりにあつて 歩み去る時を感ずる 旅人の 年老いて疲れた心の 沈默の憩ひ  底本:「三好達治全集第一卷」筑摩書房 1964(昭和39)年10月15日発行 底本の親本:「定本三好達治全詩集」筑摩書房 1962(昭和37)年3月30日 初出:「四季 第十六號」 1936(昭和11)年3月 入力:kompass 校正:大…”…
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  • 三好 達治:兎

    2018-05-25公開  入力:kompass, 校正:大久保 知美  (1k/3k)  “拔足差足 忍び寄つた野兎は 蓆圍ひの隙間から 野菜畑に跳びこんだ とたんに係蹄に引かかる 南無三 とんぼがへりを二つ三つ 力まかせに空を蹴る 月を蹴る 月は 山の端に入いる やがて兎は 寢てしまふ 白菜たちが眼を醒す  底本:「三好達治全集第一卷」筑摩書房 1964(昭和39)年10月15日発行 底本の親本:「定本三好達治全詩集」筑摩書房 1962(昭和37)年3月30日 初出:「改造 一八卷一號」…”…
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  • 芥川 紗織:現代作家は古典をどうみるか アンケート

    2018-05-24公開  入力:かな とよみ, 校正:たけうち(み)  (1k/3k)  “〔設問〕 一 明治以前の日本の伝統美術で最も興味をもっているものは何か 二 その理由 芥川紗織 一、土偶二、埴輪にはみられないプリミチーブな生命力――はげしく、生々しく、グロテスクなものを感じるからです。当時の人間の生活とどの様につながっているかを、現代的な立場から識りたいと思います。  底本:「現代人の眼 岡本太郎・滝口修造他」現代社 1956(昭和31)年11月20日発行 ※この文章は、「現代作…”…
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  • 芥川 紗織:民芸品の部屋で 我々はメキシコ美術をこうみる

    2018-05-24公開  入力:かな とよみ, 校正:たけうち(み)  (2k/4k)  “前にタマヨの絵を美術雑誌の原色版で見てそのまか不思議な色彩にひどく惹かれました。 それ以来私は何が何でもタマヨのファンになってしまいました。タマヨのよく使う発酵した様な異様な黄色や紫や桃色にひきつけられたのです。今度のメキシコ展で民芸品の部屋に足をふみ入れると私は“これだ。タマヨの色は”と思いました。民芸品の切り紙も人形も皆タマヨのあの魅力的な紫色や桃色なのでした。これはメキシコの現代絵画のすべてに…”…
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  • 野村 胡堂:銭形平次捕物控 027 幻の民五郎

    2018-05-23公開  入力:特定非営利活動法人はるかぜ, 校正:noriko saito  (15k/44k)  “一 「親分、梅はお嫌いかな」 「へえ?」 銭形平次も驚きました。相手は町内でも人に立てられる三好屋の隠居、十徳まがいの被布かなんか着て、雑俳に凝っていようという仁体ですが、話が不意だったので、平次はツイ梅干を連想せずにはいられなかったのです。 「梅の花じゃよ、――巣鴨のさる御屋敷の庭に、たいそう見事な梅の古木がある。この二三日はちょうど盛りで、時には鶯も来るそうじゃ。場所が場所だ…
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  • 中 勘助:結婚

    2018-05-22公開  入力:岡村和彦, 校正:館野浩美  (8k/16k)  “姉の死と同時に私のところの家庭はもう久しく予期された行きづまりに到著した。残されたのは頭が悪くてもののいえない七十をこした兄と六十に手のとどく私、どうにもならない。病中は私が主婦の代役をし、お見舞にきて下さる親戚やお知合いの婦人の好意に頼って凌いできたもののそれは余儀ない窮余の窮策で、いつまでも続くものでなく、続けるべきものでもない。で、私は考えてたことを実行することにした。結婚。私は誰彼に候補者の…”…
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  • 中 勘助:母の死

    2018-05-22公開  入力:呑天, 校正:小山優子  (9k/22k)  “これらの断片は昭和九年九月の初旬母が重態に陥ったときから十月の初旬その最後のときまでのあいだに書かれたものである。  断片。この愛別離苦のうちから私が人人におくる贈り物は「律法を妄りに人情の自然のうえにおくな」という忠告である。私どもは世の親と子があるように、はたあるべきようにお互に心から愛しあっていながら、すくなくとも私のほうではよくそれを承知していながら真にうち解けて馴れ親しむことができず、いつ…”…
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  • 小川 未明:少年の日二景

    2018-05-21公開  入力:特定非営利活動法人はるかぜ, 校正:酒井裕二  (6k/37k)  “おどろき 池の中には、黄色なすいれんが咲いていました。金魚の赤い姿が、水の上に浮いたりまるい葉蔭に隠れたりしていました。そして、池のあたりには、しだが茂り、ところどころ石などが置いてありました。 勇ちゃんは、いかにも金魚たちが楽しそうに遊んでいるのをぼんやりながめていました。そのとき、やぶの方から垣根をくぐって、黒い一筋の糸のように、なにか走ってきたので、その方を見ると、大きなへびが、一ぴきのかえ…
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