カテゴリー:青空文庫

  • 大隈 重信:選挙人に与う

    2019-02-16公開  入力:フクポー, 校正:門田裕志  (10k/27k)  “一 〔選挙の歩み〕 選挙ということが初めて我が国に行われたのは明治十一年、即ち府県会開設以来のことである。それからその後十年ほど経って市町村の自治に関する法律が発布せられ、同時に市町村会議員の選挙ということが始まった。しかし我が国民は権利に関する観念が頗る幼穉で、選挙に対しても一向重きを置かず、初めはこれらの機関――府県地方の意思を代表するこれらの機関に対して比較的冷淡であった。 然るに時勢の進歩は…”…
    • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 大隈 重信:勢力の中心を議会に移すべし

    2019-02-16公開  入力:フクポー, 校正:門田裕志  (10k/26k)  “〔国家における勢力の中心の移動〕 およそ国家は如何なる時代にも、勢力の中心が必要である。この勢力の中心が適当の地位を保ち、最も適当な所にあれば、必ず国家は盛んになる。専制時代、封建時代を問わず、この勢力の中心にして必ず適当の地位を占め適当の処に在るならば、国家は健全に発達するに相違ない。これを失えば、なんらか国家に異状を呈し、すべての方面に害を及ぼす。ここに於てか、更に改革が起って再び勢力の中心を元…”…
    • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 徳永 直:戦争雑記

    2019-02-15公開  入力:門田裕志, 校正:津村田悟  (16k/54k)  “一 日露戦争がどんな理由、如何なる露国の、日本に対する圧迫、凌辱に依って、日本の政府が、あの如く日本国民を憤起させて敢て満洲の草原に幾万の同胞の屍を曝させたかは、当時、七歳にしかならない私に分りようがなかった。ただ、 「ロスケが悪いのだ、赤鬚が悪いのだ」 ということを、村長さんや、在郷軍人分会の会長さんたちに依って、村人を、特に若い青年を憤起させ、膾炙せしめたから、私達小児まで、 「ロスケの赤ヒゲ、…”…
    • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 佐藤 春夫:もののまちがひ 「田園記」を読みてこの拙文を著者井伏君に呈す

    2019-02-15公開  入力:夏生ぐみ, 校正:きりんの手紙  (4k/7k)  “井伏鱒二君の文は虚実相半して自ら趣を成すものである。たとへばそれは歪んだ面をもつた田舎の理髪店の鏡のごとく現実を歪んで映し出してゐる。しかし決して現実の姿を総体として誤ることなく映し出してゐるのも事実であつて、そのままならぬ姿の現実、現実を井伏特有の方則で歪めてゐるところに君の所謂なつかしい現実の世界を創造してゐる。その姿はやや不確に歪みながらにもその内部に現実の精神の活躍してゐる点、君と内田百間君…”…
    • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 石原 純:ガリレオ・ガリレイ

    2019-02-15公開  入力:高瀬竜一, 校正:sogo  (7k/19k)  “緒言 自然をふかく研究して、そのなかから新しい法則を見つけ出すということは、人間にとっての最も大きなよろこびであり、之によって自然の限りなく巧妙なはたらきを味わい知るということは、わたしたちの心を何よりもけだかく、美しくすることのできる真実の道でもあります。昔から偉大な科学者たちは世のなかの一切の栄誉などにかかわることなく、ひたすらに自然のなかにつき入ってその秘密をさぐることに熱中しました。そこには…”…
    • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 小山 清:井伏鱒二によせて

    2019-02-15公開  入力:kompass, 校正:酒井裕二  (7k/14k)  “井伏さんに「点滴」という文章がある。太宰治を追憶した文章である。それによると、太宰と井伏さんとは、水道栓から垂れる雫の割合のことで、無言の対立を意識していたようである。太宰は一分間に四十滴ぐらいの雫が垂れるのを理想としていたようで、そして井伏さんは一分間に十五滴ぐらい垂れるのを理想と見なし、いまでもそうだという。終戦前、二人が疎開していた甲府の宿屋の洗面所の水道栓から漏れる点滴の話である。太宰は手洗…”…
    • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 山本 周五郎:雨あがる

    2019-02-14公開  入力:特定非営利活動法人はるかぜ, 校正:北川松生  (23k/59k)  “一 もういちど悲鳴のような声をあげて、それから女の喚きだすのが聞えた。 ――またあの女だ。 三沢伊兵衛は寝ころんだまま、気づかわしそうにうす眼をあけて妻を見た。おたよは縫い物を続けていた。古袷を解いて張ったのを、単衣に直しているのである。茶色に煤けた障子からの明りで、痩せのめだつ頬や、尖った肩つきや、針を持つ手指などが、窶れた老女のようにいたいたしくみえる。だがきちんと結った豊かな髪と、鮮やかに…
    • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 山本 周五郎:日本婦道記 松の花

    2019-02-14公開  入力:特定非営利活動法人はるかぜ, 校正:酒井和郎  (12k/31k)  “一 北向きの小窓のしたに机をすえて「松の花」という稿本に朱を入れていた佐野藤右衛門は、つかれをおぼえたとみえてふと朱筆をおき、めがねをはずして、両方の指でしずかに眼をさすりながら、庭のほうを見やった。窓のそとにはたくましい孟宗竹が十四五本、二三、四五とほどよくあい離れて、こまかな葉のみっしりとかさなった枝を、澄んだ朝の空気のなかにおもたげに垂れている。藤右衛門はつやつやとした竹の肌に眼をやりなが…
    • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ■そらもよう:賀川豊彦「死線を越えて 02 太陽を射るもの」「死線を越えて 03 壁の声きく…

    2019-02-13 賀川豊彦「死線を越えて 02 太陽を射るもの」「死線を越えて 03 壁の声きく時」の入力をご担当いただいている方に申し上げます。作業を引き継げないかとの打診を受けて、進捗状況とお気持ちの確認のためメールをお送りしましたが、お返事がありませんでした。reception@aozora.gr.jp宛に、ご一報をお願いします。本日から一ヶ月、ご連絡を待ちます。一月を経て、連絡を取り合えない場合は、これらの入……
    • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 宮本 百合子:日記 25 一九四一年(昭和十六年)

    2019-02-13公開  入力:柴田卓治, 校正:富田晶子  (7k/13k)  “七月○日 今年の暑気は大変にこたえるように思う。みんながそう云う。 八百屋へ行ったら、まだ午後三時ごろだのに、がらがらんで、青じそ少々、人参少々、玉ねぎというようなものばかりがのこっていて胡瓜なんか、ひどいへぼが三四本台の上にころがっているばかりだ。「あしたは公休日の前日だから、いい時間にいらっしゃらないと何にもありませんよ」 七月○日 ○ちゃんが愈※明日出発。朝東京からその弟へあてて、手紙が速達で…”…
    • このエントリーをはてなブックマークに追加

【日刊】なびポーダイジェスト(無料)

新着情報をダイジェストで無料メール配信


詳細 | 購読解除はコチラ | 個人情報保護指針

HOT PR

  1. 大学受験参考書・赤本、予備校テキスト専門買取

  2. 事故車も買取してもらえるって知ってました?

  3. 職人が選ぶタレ漬け焼肉専門店「ことぶき家」

  4. カーテン・じゅうたん王国は、平日の来店予約がお得だ!

  5. 急須と茶さじもついて1,080円。送料無料の日本茶のお試しセット

  6. カンタンお手続き!「Doレジ」でドメイン名を取得しよう!

新規PRユーザーの登録はコチラ既にPRユーザーの方のログインはコチラ

follow us in feedly

ページ上部へ戻る